专利摘要:

公开号:WO1980002003A1
申请号:PCT/JP1980/000047
申请日:1980-03-21
公开日:1980-10-02
发明作者:T Yatomi;Y Tanaka
申请人:Mitsubishi Electric Corp;T Yatomi;Y Tanaka;
IPC主号:B23H7-00
专利说明:
[0001] 明 細 書
[0002] 発明の名称
[0003] ワ イ ヤ カ ツ ト 放電加工装置
[0004] 技術分野
[0005] この発明は, ワイ ャ電極を用いて放電加工する ヮ ィャ カ ッ ト 放電加工装置において, 被加工物材料の板厚変化 及び材質に応動して加工電気条件を最適に制御する装置 に関する ものである。
[0006] 背景技術
[0007] この種の ワイ ャ カ ッ ト 放電加工装置は直径が 0 . 0 5 0 . 3 丽程度の金属線を電極と し, この電極と対面する被 加工物との間隙に放電を生じさせて上記被加工物を溶融 除去し, 上記被加工物との間に X Y方向の送]) を与えて 所要輪郭形状の切断, 切!)抜き等の加工を行な う。 この 場合の制御送 ]3は 1 パル ス 1 単位のステツ プ定速送
[0008] ]} を与えて通常放電させ, 放電エネルギー等は制御せず 加工間隙において一定電圧の放電を行なわせる。
[0009] しかし被加工物の板厚が一定である と きは, 上記の定 速送 でも加工は うま く 行なわれる力 例えば被加工物 の厚さが一定でな く, 変化する と きは短絡, ワ イ ヤ切れ を防ぐため当初に最大板厚 ( 即ち, 最大加工面積) の場 合での加工送 ])速度に設定して加工を行 'うため, 加工 途中において板厚が薄く つて も当初に設定した遅い速 度のま ま送られるため極めて加工能率が悪い。 また被加 ェ物の板厚が一定の場合でも角のある形状を加工すると きる どは加工送] 速度を早めた , 放電エネ ルギーを弱 めた方が角が丸ま る ことな く, 鋭利に加工でき る ことが 知られてお ] 放電エネ ルギーを変更制御しるい定速送]) 加工では都合が悪い。
[0010] 上記の定速送 加工の欠点を補う装置と して従来用い られているのは加工間隙の電圧, すなわち加工電圧を検 出して, これが一定になる よ うに加工送 ])速度を制御す る ものである。 第 1 図にこの従来装置の構成と動作を示 す。
[0011] ワ イ ャ電極 (1)と被加工物(2)との間には加工電源(3)によ 加工電流が供給されている。 加工電圧の平均値 E g と 基準電圧 Eo とが誤差増幅器 (4)に入力され, この誤差増 幅器 (4)によ 加工電圧 E g と基準電圧 Eo との差である 誤差電圧に比例した加工送 ] 速度 Fが決定される。 この 加工送])速度!1は速度分配器(5)によ ] X軸成分 Fx と Y 軸成分 Fy に分配されて, それぞれ X軸モータ(6), Y軸 モータ(7)を駆動する。 ここで誤差増幅器 (4)の出力である 加工送] 速度 F と速度分配器(5)のそれぞれの出力である F X , F y との間には, F X 2 + Fy2 = F2 の関係がある。
[0012] この よ う な構成において, ワ イ ヤ電極(1.)と被加工物(2) の間隙が小さ く 加工電圧 Eg が基準電圧 Eo よ ) 小 さ く るる と加工送 速度 Fが小さ く る ]9間隙を広げて, 加工電圧 Eg を基準電圧 Eoに近づける働き をする。.逆に
[0013] ' ..fO 加工電圧 E gが基準電圧 Eoよ ])大き く る と全 く 同様に 加工送 速度 Fが大き く ])加工電圧 Egを基準電圧 Eo に近づける ことに ¾る。 このよ うに加工電圧をフ ィ 一 ド バッ ク して加工送 速度を変化させる方式では板厚の薄 い所を加工する と加工送!)速度は早く ]), 逆に板厚の 厚い所では加工送 ] 速度が遅く るる。
[0014] 上記の よ う に加工電圧を一定化する加工送!)速度制御 を行なえば定速送 ] の と きに見られる加工送 速度の損 失はある程度回避する こ とができる。
[0015] 第 2 図は充放電用コ ンデンサを充電するための電流波 形で, その設定要素と しては '充電パル ス電流の ピ—ク電 流 I p , パ ル ス幅 rp , 休止時間 て r がある。 また第 3 図 は第 1 図の電源(3)の内部を示したもの (8)はコ ンデ ンサ で加工面ァラサに影饗し, (9)は電流制限抵抗で充電ピ— ク電流 IP を決定する。 な 0)はス ィ ツ チン グ ト ラ ン ジス タ
[0016] , CU)は発振器でこれによ 加工電流のパ ル ス幅 て p, 休止 時間 て r が定ま る。 は電源〔3)内部の直流電源であ ]), 極間の無負荷電圧に相当する。
[0017] 放電加工の エネ ルギーは, これらの条件設定によ ]), 平均加工電圧 Eg が同一であっても大幅に異 ] , 一般 に薄い物を加工する場合, 集中放電を起し易いので上記 の電気条件を下げて加工エネルギー を低く して加工し いと ワ イ ャ切れが発生する。
[0018] 以上の よ うに加工電圧 E g を一定にする よ うに加工送 J 速度 F を制御して, 板厚の变化する被加工物の加工を 行な う と き, 電気条件は板厚の最も薄い所でワ イ ヤ(1)が 切れるいよ うに設定するため, 板厚の厚い所では電気条 件が弱すぎて加工速度が低下する。 また加工精度も板厚 の厚い所では, 電気条件を上げた方が良いことがわかつ ている。
[0019] また加工形状がコーナ一部のよ う .加工進行方向変換 時には放電面積が減少する, す わち等価的に板厚が薄 く ¾ , 電気条件一定では, オー バ 一 カッ ト に よる コ 一 ナ'一の不精確な加工が行るわれてしま う。 したがって, .この場合は電気条件を下げた方が鋭利で精確 ¾コーナ— -を形成できる。
[0020] この よ う に, 放電面積の変化する板厚変化及びコーナ
[0021] —部 どの加工では, 従来の定速送 や, 加工電圧を一 定化する加工速度制御では, 加工送 ])速度, 加工精度が 十分に得られず, また電気条件の設定を手動で行な うた め作業者の経験的要素が入 ]) , 設定が大変困難でワ イ ヤ 電極を切る 叮能性が強く, 信頼性が低かった。
[0022] 発明の開示
[0023] この発明は上記欠点を除去するためになされたも ので , 放電加工面積の変化にあわせて, 演算増幅器によ 自 動的に電気条件, 即ち充電ピーク電流 i p , パル ス幅
[0024] , 休止幅 て r 及びコ ンデ ンサ容量 G等の最適値を設定す ること を目的と している。 ,
[0025] 0 この発明の装置は, 加工速度を検出 し, この検出した 加工速度と基準加工速度とを演算増幅器にて比較して演 算処理する ことによ ]3 加工面積変化を検出し, この演算 結果に従って被加工物の板厚に応じた放電加工の最適電 気条件を自動的に設定制御する こ とを特徴と している。
[0026] この発明によれば, 従来人手に頼っていた条件設定を 完全自動で行る う ことができるため, 誤ってワ イ ヤ電極 を切断する危険が ¾い。 また, 板厚が変化する も のの加 ェでも常に板厚に最適の電気条件が自動的に設定され, 従来のよ うに最小板厚での弱い電気条件で加工する こ と がな く ]) , 加工送!)速度が大幅に増大し, かつ加工精 度も向上する効果を有する ものである。
[0027] さ らに, この発明は, 放電加工面積.の変化にあわせて
[0028] , 電気条件の う ち充電ピーク電流 I P , パ ルス 幅 て P , 休 止時間 r r ,コ ンデンサ容量 C, 無負荷電圧,を単独, も し く は組み合わせて完全に自動で最適値に変更制御する こ と ¾目的と している。
[0029] この発明の装置は, 板厚変化, コーナ一部の等価的板 厚変化る どの加工面積変化に対して前も つて準備されて いるデー タ テーブルのエネ ルギー的に優劣のつ た電気 条件を飛ぶことる く 順番に引き出 し比較して最適る電気 条件に落ちつかせる よ う にした。 ま たその時の放電加工 面積の変化検出手段と して, 加工送 速度を一定期間毎 に平均したものを採用し, さ らに電気条件の変更を, そ
[0030] ■' C.V.P1 の時間間隔毎に出力させたことによ , 正確る放電面積 の変化に対応した電気条件制御を叮能にした。
[0031] したがって, この発明による電気条件切換制御によれ ば従来の よ うに板厚変化のある加工での電気条件の設定 の困難さが無ぐ る ]) , 操作性が向上する と と もに, 条件 設定の誤 ] による ワイ ヤ切れもる く なつた。 しかも何よ
[0032] J 大きいことは, 従来の夂点であった加工速度の低下が 大幅に改善された。 さ らにコーナ一部で電気条件が落ち るために, コーナ一のダレ も以前よ 少 く ])形状精 度の向上が得 .れた。 この よ うに板厚変化のある加工で は, 本発明装置によ ]),. . 著し く加工の再現性, 信頼性, 加工特性の向上が得られ, 実施効果は極めて大である。
[0033] 図面の簡単な説明
[0034] 第 1 図は従来装置の概略構成図, 第 2 図は極間供給パ ル ス電流の説明図, 第 3 図は加工電源の概略構成図, 第
[0035] 4 a 図は本発明の一実施例を示す図, 第 4 b図は加工送] 速度信号によ 電気条件を変更させる ことを示す説明図 , 第 5 図は従来の加工電圧が一定でかつ, 電気条件も一 定にして加工した場合の板厚 t に対する加工送 J9速度 F の関係を示す図, 第 6 図は本発明による最適の条件を設 定した場合の板厚に対する電気条件及び送 速度との関 係を示す図, 第 7図は本発明の他の実施例を示すも の で , 送 ] 速度をロ ー パス フ ィ ル タ 一 で平均化した後に電気 条件設定を行な う構成図, 第 8 図は本発明の更に他の実 . 、 Λ 施例を示すも ので, 第 4図に示す装置に一定時間毎に送 速度をサ ンプ リ ン グする回路を付加した図, 第 9 図は 本発明の更に他の実施例を示すも ので, 第 7 図に示す装 置の 口 — パ ス フ ィ ル タ — と第 8 図に示す装置のサ ンプリ ン グの機能の両方を持つ装置の構成図, 第 10図は板厚変 化に対応した放電面積の変化を表わす図, 第 11図は本発 明装置の概略構成図, 第 12図は電気条件テー ブルの 1 例 を示す図, 第 13図は電気条件自動設定方式を説明 した図 , 第 14図は演算増幅回路および電気条件制御装置のプロ ッ ク '図, 第 15図は発振器のク ロ ッ クパ ルス波形図, 第 16 図は電気条件制御装置の部分的るブ α ッ ク図である。
[0036] 発明を実施するための最良の形態
[0037] 第 4 図は, 第 1 図 ·に示す装置に演算増幅器 13が追加さ れた本発明による ワ イ ヤカ ツ ト 放電加工装置である。 上 記演算増幅器 (^には加工送] 速度 F及び基準送] 速度 Fo が入力され, この基準送 ] 速度 Foと加工送 ])速度 F との 差に比例した出力電圧 K i ( Fo - F ) がバル ス電源 (3)に送 られて上記出力電圧に対応した強さの加工エ ネ ル ギ ー , 即ち電気条件を設定する よ う構成されている。 ここに Ki は比例定数であ ]), i = 1 〜 4 でそれぞれ Ip , τρ , rr , Cの各電気条件に対応する係数である。
[0038] 次に動作について説明する。 本発明による装置は上記 従来装置について説明 したのと同様に, 加工電圧 Egが基 準電圧 Eoと比較されて刀 Bェ電圧 E gは常に基準電圧 0
[0039] C PI 値に近づ く よ う加工送] 速 Fが変化する。
[0040] 板厚の変化に対してヮ ィ ャ電極(1)と被加工物 (2)の間隙 の極間電圧を一定に保つよ う に, また電気条件を同一と して制御する と, 加工エ ネ ル ギーはほぼ一定と るので 加工面積速度もほぼ一定と ]) , 加工送 ] 速度 Fは板厚 に反比例して遅く るる。
[0041] このよ う る状態の下で演算増幅器 (^には力;]ェ送])速度
[0042] Fが入力されてお ]) , この加工送])速度 Fが減少する と 演算増幅器(L3の出力電圧 Ki ( Fo— F ) は増大するので対 応する 4つの電気条件 I p , て ρ , τ τ , C も増大し, したが つて加工送] 速度 Fはそれ程減少しない。 - 第 5 図は従来装置で電気条件即ち加工エ ネ ル ギー ; B G を板厚 ί が最も薄い個所でワイ ャ電極(1)が切れない よ う に設定した場合の板厚 t と加工送])速度 F との関係を示 したもので, 電気条件 E Gが一定であるために, 板厚 t にほぼ反比例して加工送] 速度が減少しているのがわか ό ο
[0043] 第 6 図は本発明装置による最適の電気条件 E G を自動 設定した場合の板厚 t と加工送!)速度 F との関係を示し たもので, 板厚 t が増大するに伴って電気条件 E Cの強 度が増大, すなわち I P , て P , 0が増大し, r rが減少する ので, 加工送 ] 速度 Fは基準送])速度 Foに対してそれ程 減少しるい。 ただし休止幅 は数値が小さ く ¾る と加工 エネ ル ギーは増大するので第 6 図の よ うに負の傾き'.と
[0044] W'H) · る o
[0045] 一般的に加工中直接に板厚 t を検出するのは困難である から板厚 t が加工送 ] 速度 Fにほぼ比例する こと を用い て電気条件 E 0 を決定すればよい。 今, 第 6 図に示した 加工送 ])速度 F及び電気条件 E C を直線で近似すれば
[0046] F = Po - at (l) ( a > 0 )
[0047] Ip = b it , て p = b2t, て r = b3t, C = b4t (2) が得られる。 ここに a 及び biは第 6図の F , Ip , て p, て r , Cの直線の傾き を表わす定数, ί は板厚である。
[0048] 上式において板厚 t を消去すれば,
[0049] Ιρ , て p , て r , C =b i = Ki (Fo— ϊ
[0050] 3. … (3)
[0051] Ki は定数で Ki =―
[0052] a となる。 これは演算増幅器(13を用いて出力電圧 Ki (Fo— F ) を作 ] , これに比例した電気条件をパル ス電源 (3)に 対して設定すれば, 板厚 t に関して電気条件 E Cが自動 的に設定される こと を示している。
[0053] これを更に詳細に説明する。 第 4b 図は,パルス電流の ピーク電流 Ipを変更制御する例を示しているが, 他の要 素であるパルス 幅 て p ,休止幅 rr , コ ンデ ンサ容量 Gにつ いて も同様である。 .
[0054] 加工途中において, 板厚 t が増大する と Egく Eo とな るので ECFy ^ K Eg— Eo ) く 0 で , 1 E (F) |く I E(F)7| とるる。 お, Kは定数, E(F) は板厚増大時の加土送 J 速度に相当する電圧量, E Fy は同じ く板厚増大後のそ れである。
[0055] この !] は基準送 ] 速度相当電圧 E (Fo)と加算され るが, この と き E (Fo) - E(F)< E(Fo) -ECF) となる。
[0056] お, E(F) は板厚増大前の加工送] 速度に相当する電圧 量である。 この増大した E (Fo)- E Fyが演算増幅器^に 入力され, その増大量に相当する Edp C ピーク電流値 に相当する電圧量) が出力される。 この E (IP)は, E(lpo) (第 6 図における E C軸切片値) が加算されて'加工電源 (3)に送られて E lp l H(Ipo) に相当する Ipが選定され る。 お, Edp +EClpo)は必要に応じてアナログ/デ ジタ ル変換器によ デジ タル化されて加工電源(3)に送ら
[0057] 4 レ 0
[0058] また板厚が減少する場合は, Eg〉 Eo と ] E(F)"〉0 で, I E (F) Iく I E (F)" I と なるため, E (Fo) - E (F) > E(Fo)〉E(Fo)— E(I "となる。 お, E(F)" は板厚減少 時の加工送])速度に相当する電圧値である。
[0059] 以上のよ うにして電気条件の強度を変更制御する。 電気条件 E Gは充電ピーク電流 Ip, 休止幅 rr, パ ル ス 増 τρ, コ ンデンサ容量 C 等のパラ メータ をもっため, 同 —の加工エネ ルギーで も種々 の電気条件が存在し得るが , 一般的には実験的に最も安定したパラ メ ータ を選定す ればよい。
[0060] 上記実施例では演算増幅器を用いて, その出力 m圧に 比例させて抵抗値を変化させ i pを設定し, また発振器(□) のパ ル ス幅, 休止幅を制御する こと によ ]) パ ル ス幅 r p , 休止幅 を変化させ, コ ンデ ン サ容量も 自動で設定した が, 演算増幅器 のかわ ] に比較器を多数接続し, 比較 器の一方の入力に種々の値を設定して も よい。 この場合 は比較器からの出力はデジタル と ¾るのでこれを用いて 電気条件に関与する ス ィ ツ チ を オ ン · オ フすれば上記実 施例と同等の効果を奏する。
[0061] 第 4 図の回路では送 速度 Fの入力に対してただちに - 電気条件が設定されるが, 送 速度 Fは加工に伴い若干 の変動を含むので電気条件も変動する ことになる。 電気 条件の変動はただちに加工エ ネ ル ギーの変化と して送 ] 速度 F に影響するので全体と しての制御系が不安定と 電気条件が大幅に変化し瞬時的る過剰エネ ル ギーによ ワ イ ヤ切断の可能性が生ずる。
[0062] 第 7 図は抵抗 4およびコ ンデ ンサ(^による 口 一 パス フ ィ ル タ を使用し送 D 速度 F の平均値 F を演算増幅器^に 入力している。 この よ うにする ことによ ]) 演算増幅器 (13 に入力される電圧は一定化され, パルス電源 )に設定さ れる電気条件も安定と ¾る。 ·
[0063] 制御系を安定さ.せる方法と して第 8 図で示した回路も 実用的で, ^はサ ン プルホー ル ドス ィ ッ チ, ^はサ ンブ ルホー ル ド用コ ンデ ンサ一, OS)はタ ィ マ 一 で一定間隔毎 に瞬時ス ィ ッ チ ^を投入する。 すなわち, コ ンデ:^サ ^ にはある瞬間の送])速度が記憶され, 次に再びス ィ ッ チ がタ イ マ一 OS)によ ] 投入されるま で一定値を保持し続 ける。 す ¾わち演算増幅器 3に入力される電圧はある時 間保持され, その間は電気条件も一定と る。
[0064] 第 9 図で示される回路では, 第 6 図の口 一パス フ ィ ル タにサ ン プルホー ル ド ス ィ ツ チ , サ ン ブルホー ル ド用 コ ンデ ン サ一(17)及びタ イ マ一 08)を付加したもので, タ イ マ —(^によ ]) ス ィ ツチ^が投入されて も コ ン デ ン サ(17)の 電圧は大幅には変化せず, 電気条件は一定時間毎にわず かづつ変化する ことにな ]), 極めて安定 制御系を実現 でき る。
[0065] また, 上記説明ではス ィ ッ チ ^はタ イ マ一によ ] —定 時間毎に瞬時投入されたが, これは加工距離検出器に置 換して, 一定距離加工する毎に瞬時投入しても上記と同 等の効果を得る ことは自明である。
[0066] 上記実施例では電気条件と加工送!)速度を共に板厚 t に関して直線で近似させたが, よ 精密な制御をする必 要がある場合には非線形回路を用いた演算増幅器で第 6 図のよ う な近似を行なえばよい。
[0067] この発明は, さ らに, 完全に放電面積に対応させて電 気条件を変更制御しよ う とする ものである。
[0068] その実施例を詳細に説明する前に板厚変化にと もる う 放電面積の変化について説明する。
[0069] 第.10図は, 横軸に板厚が か ら t 5 に変化する被加工
[0070] U
[0071] - - _ν::Ρο~ 物(2)を加工する時の ワイ ヤ 極(1)の位置を示し, 縦軸に 板厚 と に対応した放電面積 S を Si — Ss と してあ る。 お加工進行方向と しては図中矢印 Qで示される方 向である。
[0072] 第 10図から もわかる よ う に板厚が から へと増加 する場合, ワ イ ヤ電極(1)の位置が Aに来た時点で ;.板厚 t5 の端面と放電を開始する。 するわち図のよ う に板厚が急 激に増大する場合でも, 放電面積は Si から S5 に一気に 変化せずに A B に相当する区間で徐々に Si , S2,……, S5 と増加する。 このと き A Bは, 理論的には, ワ イ ヤ電極 (1)の半径と放電ギ ャ ッ プを加えたも のである 。
[0073] 次に板厚が から へと減少する場合も上記と同様 , 図中 Dの位置で一気に S5から Si にるるのではな く 0 の位置で徐々に減少を開始して D で Siになる。
[0074] 第 10図のよ う に, ワ イ ヤ電極 (1)と放電ギャ ッ プから る放電面積を, 理論上, 板厚が変化しても放電ギ ャ ッ プ は変わらるいと して計算し, グ ラ フ化した場合, 図中, A B = C D とるる こ とは言う までも い。
[0075] このよ う に, 板厚が から t5 へ増加, あるいは t5力 ら へ減少する場合 (特に, 直角形状の部分 ¾ どのよ う に板厚が急変する場合 ) は, 実際には, 徐々に途中の板 厚 t2 , t3, t4 を経過しているので, 電気条件もそれぞ れの板厚に対 した電気条件で, 板厚に合わせて変更し ければ ら い。 '
[0076] -. iFO これに対して第 10図, Β ,' Dの板厚 t5の端面の位置で 板厚が急変しているからといって, 電気条件を急変させ る と以下に述べる よ うる問題を生じる。 すなわち, 板厚 が から t5へ増加する場合, Bの位置で電気条件を に 相当する ものから t5へ相当する ものに変更する と, 図中 A Bの区間を に相当する弱い電気条件で加工するため , 徐々 に放電面積が増大するにつれて加工速度が落ちて しまい, 相当 損失を生じて しま う。 逆に板厚が から へ減少する場合, Dの位置で電気条件を t5 に相当す るものから へ相当する ものに変更するのでは, 図中 C Dの区間が t5 よ ] 等価的に薄く ¾つているにもかかわ ら.ず, に相当する強い電気条件で加工するため, 電流 密度の増加, 放電の集中等による ワイ ヤ切れが非常に起 こ ] やす く なる。 通常, 実験的に A B ( = C D ) の値は , 0. 1 5 〜 0. 2 雷 ( ワイ ヤ電極径 0.2 灘 ø の場合) であ j , この距離は, ワイ ヤ切れを起こすには, 十分 距離で ある。
[0077] 第 11図に本発明装置の一実施例の構成を示す。 この第 11図に示す装置は, 第 1 図に示す装置の作用説明と同様 に加工電圧 E gが基準電圧 Eo と比較されて, 加工電圧 Eg が常に基準電圧 E oの値に近づく よ う に加工送!)速度 Fが 変化する。 第 1 図で説明したよ うに誤差電圧に比例した 加工送] 速度 Fは, 演算回路 (^内において平均化され, 前もつて設定された一定時間毎に加工送 速度の平均値
[0078] ΟΛ'ΓΙ W1FO と して出力される。 ' - 次に この加工送])速度の平均値 は, 電気条件制御装 置 に送られる。 ここでは, 入力された加工送] 速度の 平均値 に対して, 前も って実験的に作られている刀 Πェ 送 速度の平均値! ^ と電気条件 E c の対応を も ったデ一 タ テ一 ブル よ ] , 現在加工中の板厚に最適 電気条件 Ec が選定される。 そしてさ らに加工電源 (3)に対して新た 電気条件 Ec を指令するよ うになつている。
[0079] 第 12図は電気条件制御装置内部のメ モ リ —等に記憶さ れるデータ テー ブル例で, 各板厚に対する電気条件 Ec 及びそのとき の加工送 ] 速度の平均値 Fの上限 uと下限 Fdが記載され.ている。
[0080] 第 13図は, 本発明によ る電気条件自動設定方式で, 横 軸に板厚 t ( t。く く…く t4く ··' ) , 縦軸に加工送 D速 度の平均値 と電気条件 Ec を示してある。 こ こでは, 板 厚が 0 — t0の間では電気条件と して E CQを, 板厚が t0— の間では電気条件 ECl であ ] , そのときの加工送])速度 の平均値 はそれぞれ 0- I , i— の間 とるつている。
[0081] ここで第 12図, 第 13図を用いて動作原理の詳細な説明 を行な う。 いま, 板厚 ί が t3 く t く t4であるよ うる被加 ェ物を電気条件 Ec4 で加工している とする。 このと きの 加工送] 速度の平均値 は 4 と の間にある。そして 被加工物の板厚 t が く tく t2に ¾つたとする と, 電気 条件は Ec4であるので加工送] 速度の平均値 Fは増大し て > ¾ となる。 そして Ec4 の Fの上限 4 を越える こ とに ] 電気条件制御装置 3は電気条件を 1 段下げて E(¾ を電源に指令する。 Ec3に相当する上限 は, 3 である が, 実際の板厚は く ίく t2であ ]) , Ec3 に相当する板 厚 ( t2 く t く t3 )に比して薄 ので加工送] 速度 f は上 限 3を越える。
[0082] さ らに電気条件制御装置^は第 12図のテーブルに従つ て, Ec3 から 電気条件を 1 段下げて Ec2 を出力する。 そ の結果, 被加工物の板厚は と t2 の間であるので加工 送 ] 速度 は 2 と の間と ¾ 電気条件制御装置 ^は , この電気条件 Ec2 の出力を続行する。
[0083] また板厚が厚く る場合も同様にして自動的に現在の 加工送 ] 速度の平均値 が上限 と下限 の間に入る よ う 電気条件を選び出 し出力す こ とにるる。
[0084] 次に, 電気条件の選び出 し動作を, ビーク電流 IP を 例にして説明する。
[0085] 第 14図において, E (F) ( 加工送!)速度 Fの電圧量) は基準電圧 E0 (+) と加算される。 この E(F) + E0は 口 一 パス フ ィ ル タ (141)に よ ] 平均化され E (F)+E0と る。 こ の平均化された値をアナ ロ グ デジ タル変換器 42)によ J デジタ ル化し, これをラ ッ チ回路(143) に送る。ラッチ回 路 43) は発振器(144) の発生するク 口 ッ クパルス に 応 動し, ク 口 ックパルス の立上]) で上記デジタル化された データ を読み込んで出力し, 次のパルス の立上 ] でそ
[0086] BLI CA
[0087] O¾PI のデー タ の出力を保持する。. 発振器 (144) のク ロ ッ ク パ ル スは第 15図に示すよ うに 0. 5 〜 l secごとに 出力される ラ ッ チ回路(143) の出力は, デコー ダ (151)に送られ, こ こでデータに対応した出力 ビ ッ ト が 0 か ら 1 にるる。 第 14図においては, 変換器(I42) と して 4 ビ ッ ト のものを使用 しているのでデコーダ (151) の出力は 16種 類ま で出力可能である。 メ モ .リ ー (152) には予めピーク 電流 Ip が 2 ビ ッ ト で記憶されている。この場合, I pとし ては 4 種類出力玎能である。 デコーダ (151) の出力がラ イ ン Ι Ρι に出力される と, メ モ リ 一 (152) 内の Ι Ρι に相 当する 2 ビ ッ ト がア ン ド回路 (153) を介して 2進化 10進 数 ( BCD) と して加工電源(3)に送られる。 加工電源(3)で は, I Pi に相当する B G D に対応して, リ レー等 ( 図示 せず) によ ])第 3 図における抵抗(9)が切 ])換え られる。
[0088] 上述の説明では, IPについて説明したが, て P, rrに ついて も同様である。
[0089] 第 16図に示すよ う に, デコー ダ (Ιδΐ) の出力ビ ッ ト ( I Pi ) をメ モ リ 一 (152) 内の他の て Pl , τ n に対応する A N D回路 (1δ3) に接続すると, I p , て Pi , て ^ を組み合 わせて加工電源 )に対して出力できる。 お, 第 16図中 I P η , て ρπ , て rn の ラ イ ンには上記 I Pi , て Ρι , て ΐ"ιと同 様る他のデータ ( 16種類) が出力される よ うにる つてお
[0090] , これらはデコーダ (Ιδΐ) の他の出力ビ ッ ト に対応し て選定される。
[0091] 例えば板厚が増大したと きは, 一般に E gく E oるので Β ο + Δ Ε は平均的に減少するので, AZ D 変換器 (142')の ビ ッ トは下位の方向に移行する。 よ ってこの場合は, メ モリー 内のエネ ル ギー的に高い電気条件が選定され る よ うに, デコーダ 51) の出力をメ モ リ 一 ひ52) と 結 ぶよ うにしておけばよ い。 また逆に板厚が減少する場合 は全く 逆になる こ とは言うまでもない。 ― 上図のよ'う にデコーダの出力とメ モ リ 一との結線も し く はメモ リ 一内の書き換え次第で多種多様るデ一タ を作 成し用いるこ とができる。
[0092] 本発明装置で第 11図に示すよ うに誤差増幅器 (4)によ i 決定された加工送])速度 Fは一旦, 演算回路^で, 一定 時間毎に平均化されている。 その理由を以下説明する。
[0093] 実際の加工では, 平均加工電圧 E g を基準電圧 E o に 近づけるために加工送])速度 Fをも つて制御しているの で, 加工送 ] 速度 Fは, ばらついて く る。 そこで, 極間 の放電状態の変化, ワ イ ヤ径のばらつき, ワイ ヤ張力の 変動及びその他外乱によ ]3, 加工送])速度 Fのばらつき は大き く 現われる ことがある。 そのと き, 時々刻々 と変 化する加工送 ] 速度 F によ , 電気条件を変化させるの では, 電気条件が板厚一定にもかかわらず, 始終変化し てしま う。、さ らに電気条件がエネ ル ギー的に強い方向に 変化したと き は, 〜最悪の状態では, ワ イ ヤ切れを起こ し
[0094] β ';く A 0/uFI て しま う。 また実際-の板厚変化, コーナ一部等において
[0095] , 正確 放電面積に対応した電気条.件が得られず, やは
[0096] D ワ イ ヤ切れ, も し く は, 加工送 ] 速度の損失を生じる
[0097] ことがある。 特にコーナ一部では, 方向が急激に変化す
[0098] る場合, 加工初期の端面の く い付き現象が起こるので,
[0099] 余計に加工送])速度 Fは変動し, そのために電気条件も
[0100] 大き く 変動して, ハ ンチ ン グ状態や, ワイ ヤ切れを起こ
[0101] して しま う。
[0102] 以上のことから, 時々 刻々変化する加工送!)速度 F を
[0103] , そのまま用いずにある程度平均化した加工送!)速度 F
[0104] を用いる よ うに した。 このよ うに平均化された加工送])
[0105] 速度 は, 瞬間の外乱, 及びその他の変動に対して応答
[0106] し ¾ く ¾るので実際の板厚変動, コーナ一部において,
[0107] 正確にその箇所を判靳する ことができる。 さ らに一定時
[0108] 間毎の平均値とする ことによ !), 実際の加工に対応して
[0109] , 平均化された加工送] 速度 の変化と.して と らえて欲
[0110] しい箇所と, 平常加工の安定して欲しい箇所との区別 ¾
[0111] 付ける こと も 能にるった。 するわち本発明者の実験に
[0112] よれば, 上記の一定時間と しては, 0 . 5 1 秒程度の範
[0113] 囲に時間を設定する ことによ ] , 平常時の加工の安定,
[0114] また板厚変化部及びコーナ一部における過渡的 ¾現象に
[0115] 対する安定の両方を得る ことができた。
[0116] 次に本発明装置では, 電気条件を変更する時間間隔は
[0117] ,上記時間間隔と同じであるが, これも, 電気条件を変
[0118] - B!J ' !ひ、
[0119] 、 ' o -pi
[0120] ', 0 ノ 更し-たこ とに よる加工送 速度の応答を十分に考えて, 前述した 0. 5〜 1 秒に設定した ものである。 当然の こと るがら, あま ])時間を長く とると, 板厚変化したにもか かわらず, 検出 していても, 電気条件が変化し いとい つた現象が必然的に生じ, それが板厚減少時であれば, 確実にワ イ ャ切れにつるがる。
[0121] これまでに述べたよ う 説明において, 特に本発明装 置で, 演算回路, 電気条件制御装置ま でを含めて, 計算 機 導入する ことによ ] , も っと広範囲に, 種々のデ一 タテ一ブルを記憶でき, また処理する こ と も 可能であ ]) , 拡張性のあるこ とは言うまでもない。 また制御すベき 電気条件と しては, 充電ピーク電流 Ι ρ , パル ス幅 r p , 休止時間 r r , コ ンデンサ容量, 無負荷電圧を単独, 組み 合わせて制御し, 加工送])速度, 加工精度, 加工面粗度 のいずれを重視するかによ ]} , 前も つて実験的にデー タ テーブルを作れば, 広範囲 加工が玎能になるわけであ
权利要求:
Claims

請 求 の 範 囲
L ワイ ャ電極と被加工物との対向間隙に放電を形成さ
せる と共に, 上記対向間隙の電圧が一定と ¾る よ うに
加工送 ])速度を制御して上記被加工物を加工する ヮ ィ
ャカ ッ ト 放電加工装置において, 加工中における被加
ェ物の放電加工面積の変化を検出し, その変化量に応
じて増減する出力を発生する演算手段と, この演算手
段の出力に従って上記面積に応じた最適加工電気条件
を設定する加工電源と を備えたワ イ ヤ カ ツ ト 放電加工
2. 演算手段は, 加工が行なわれている と きの加工送 ])
速度と, 基準加工速度とを比較する ことによ ] 被加工
物の放電加工面積の変化を検出するこ とを特徵とする
請求の範囲第 1 項に記載の ワイ ヤカ ツ ト 放電加工装置
0
a 加工送 ])速度を平均し, 平均値と しての送] 速度を
演算手段の入力とする ことを特徵とする請求の範囲第
1 項に記載のワ イ ャカ ッ ト放電加工装置。
4. 電気条件の設定変更は一定時間毎に行 われる こと
を特徵とする請求の範囲第 1 項に記載の ワイ ヤカ ツ ト
放電加工装置。
5 電気条件の設定変更は一定距離加工毎に行 われる
ことを特徵とする請求の範囲第 1 項に記載の ワ イ ヤ力
ッ ト 放電加工装置。 . :

ΟΛΊΡΙ
i/_ WiPO ノ a 加工送])速度を平均し, 平均された加工送])速度を 演算手段の入力とする と と も に, 演算手段への平均化 された加工送] 速度の入力は時間的 間隔を置いて される ことを特徵とする請求の範囲第 1 項に記载の ヮ ィ ャカ ッ ト 放電加工装置。
τ 演算手段で演算処理された電圧を比較器に入力 し, 上記比較器の出力によ 加工電流の最適電気条件 ¾デ ジ タ ルで自動設定制御する ことを特徵とする特許請求 範囲第 1 項記載のヮ ィ ャ'力 ッ ト 放電加工装置。
ワイ ヤ電極と被加工物との対向間隙に放電を形成さ せる と共に, 上記対向間隙の電圧が一定となる よ'うに 加工送])速度を制御して上記被加工物を加工する ヮィ ャカ ツ ト放電加工装置において, 加工中における被加 ェ物の放電加工面積の変化を検出 し, その変化量にも とづいて出力を発する演算手段と, 放電加工のための 最適な複数の電気条件の う ちの少く と も一つを, 放電 加工面積に対応させて複数種類記憶し, 上記演算手段 の出力に応じて最適電気条件の指令を出力する電気条 件制御手段と, この電気条件制御手段の指令が入力さ れる加工電源と を'備えたワイ ヤカ ツ ト 制御装置。
a 演算手段は, 放電加工面積の変化を加工が行るわれ ている速度に基づいて検出 し, 電気条件制御装置は, . 放電加工面積を代表する加工速度に対応させて電気条 、 件を記憶している ことを特徵とする請求の範囲第 8
ー じ'、 ' cv.Pi に記載のワイ ヤカ ッ ト 放電刀ロェ装置。
10. 電気条件制御手段は, 複数種類の最適電気条件の指 令と, 複数種類の加工送])速度とを相互に対応させて 記憶してお ] , 演算手段からの加工速度信号に合致す る上記記憶された速度にも とづいて, 電気条件の指令 を出力する こと を特徴とする請求の範囲第 9 項に記載 の ワ イ ヤ カ ツ ト 放電加工装置。
11. 電気条件制御手段は, 複数種類の最適電気条件の指 令と, 上限速度及び下限速度を有する複数種類の加工 速度帯とを相互に対応させて記憶してお ] , 演算手段 からの加工速度信号と対応する上記加工速度帯に基づ いて, 電気条件の指令を出力する ことを特徵とする請 求の範囲第 9 項に記載のワ イ ヤカ ツ ト放電加工装置。
12. 電気条件制御手段は, 放電加工エネルギの増減に対 応する複数種類の最適電気条件の指令と, 上限速度及 び下限速度を有する複数種類の加工速度帯とを相互に 対応させて記憶してお ]) , 演算手段からの加工速度信 号と対応する上記加工速度帯に基づいて電気条件の指 令を出力する と と もに, その指令の内容は, 上記加工 速度が上昇しつ ける時には放電刀!]ェエネルギの減少 する電気条件の指令であ D, 上記加工速度が下降しつ づける時には放電加工エネルギの増加する電気条件の 指令である こ とを特徵とする請求の範囲第 9 項に記載 の ワ イ ヤ カ ツ ト放電加工,装置。 '
13. 演算手段は, 加工中の加工速度を平均化する手段と , この平均化された加工速度信号を所定時間おきに読 み込み, その時間中はその読み込んだ信号にも とづく 出力を発生する手段を有している こ とを特徵とする請 求の範囲第 8項に記載のワ イ ヤ カ ツ ト 放電加工装置。
14. 電気条件制御手段は, 演算手段からの加工速度信号 が変動しな く るまで, 放電加工エネルギ を増大ある いは減少させる よ う電気条件の指令を順次切換え出力 する こ とを特徵とする請求の範囲第 12項に記載のワ イ ャカ ッ ト放電加工装置。
15. ワイ ヤ電極と被加工物との対向する加工間隙に加工 電源を接続して放電を生じさせる と共に, 上記加工間 隙の電圧も し くは加工電流によ ] 加工送!)速度を制御 して上記被加工物を加工し, 上記加工送 ] 速度に応じ て上記加工電源の電気条件を制御する装置, あるいは 上記加工送 速度が減少した時, 加工電源の加工電流
, コ ンデンサ容量等を単独も し くは組み合わせて増大 させ, 逆に加工送])速度が増大したと きは, 加工電源 の加工電流, コ ンデ ンサ容量等を単独も し くは組み合 わせて減少させる装置を具備し, 上記被加工物の各板 厚に対する加工電源の最適 ¾複数の電気条件を, 単独 も し く は組み合わせてメ モ リ 一に記憶し, 加工送 ] 速 度に对応させて, .電気条件を上記メモ リー よ り 出力す ること に.よ < ,加ェ m滹の電気籴仵を刷御する と とを
0.VPI
ν»ί;ο 特徵と したワ イ ヤ カ ツ ト放電加ェ装置 o . ―
16. 加工速度, 加工精度, 加工面ァラ サ, 加工安定度
どを決定する複数種類の最適電気条件と, これらと対 応する加工送 1 速度とを共にメ モ リ 一に記憶させ, 外 部からの設定に応じて, メ モ リ 一 よ ])加工目的に合致 する電気条件を出力させて加工を行 う こと を特徴と する請.求の範囲第 14項記載のワ イヤ 力 ッ ト 放電加工装
4 o
17. 被加工物の材質の夫々 に合致する最適電気条件と,
これら と対応する加工送 速度とを共にメ モ リ ーに記 憶させ, 外部からの設定に応じて上記メ モ リ — よ ] 被 加工物の材質に合致した電気条件を出力させ加工を行 な う こ と ¾特徵とする請求の範囲第 14項記載のワ イ ヤ カ ッ ト 放電加工装置。
18. 加工中の加工送 ])速度に対応して加工電源の電気条
件を, メモ リ ー よ ])優劣に従い順番に出力させるこ と によ !), 電気条件を変更制御する こ とを特徵と した請 求の範囲第 14項記載のワイ ヤカ ツ ト放電加工装置。
19. 加工中の加工送] 速度に対応して加工電源の電気条
件をメ モ リ 一 よ , 一定時間毎に出力させる ことを特 徵と した請求の範囲第 14項記載のワ イ ャカ ッ ト 放電加 ェ装置。
20. 加工電源の電気条件をメモ リ 一 よ ]9 出力させる場合
, 一定時間毎の加工送 速度の平均値に対応し" t行な
' Ο PI われる ことを特徴と した請求の範囲第 14項に記載のヮ ィ ャカ ッ ト放電加工装置。
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1981-04-23| RET| De translation (de og part 6b)|Ref document number: 3038747 Country of ref document: DE Date of ref document: 19810423 |
1981-04-23| WWE| Wipo information: entry into national phase|Ref document number: 3038747 Country of ref document: DE |
优先权:
申请号 | 申请日 | 专利标题
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